2002/06/25  Up
「プールの生きもの救出作戦」について
小学校で、プール開きを前に、みんなで、昨年の秋以来、プールに住み着いていたトンボのヤゴなどの生きものを救出します。
生きものについて観察し、勉強した後、学枚のビオトープに放したり、飼育して、身近な生きものや自然や環境について考えます。

「プールの生きもの救出作戦」とは
夏が近づき、各小学枚ではプール開きを前に、プールの掃除を行います。
秋から春までの間のプールは、都会の貴重な水溜まりとなって、場所によっては、身近な生きものの生息空間(ビオトープ)となっています。

そこで、環境局では、神戸市小学校教育研究会理科部・生活部・体育部の協力を得て、昨年の秋以降にプールに住みついているヤゴ(トンボの幼虫)やアメンボの仲間など身近な水生生物の救出作戦を市内の各小学校に呼びかけています。

観察し、採集したセゴなどは、学枚のビオトープや近くの川などに放流したり、教室、家庭などで飼育でき、トンボに羽化する様子を観察できます。

都市で、生きるための営みを繰り返す身近な生きものに注目しながら、地域の環境や生き物について子供たちと学びます。

見つかる生きもの
トンボの幼虫であるヤゴの他、アメンボの仲間やユスリカの幼虫などが生息しています。
学校の場所やプールの設置場所(校舎の屋上など)によっては、生きものが見つからない場合もあります。

昨年度の取組み状況
昨年度は、60校(市内の小学校の約3分の1)でプール内の生きもの救出作戦が実施され、うち35枚でヤゴが見つかりまLた。
また、50匹以上のヤゴが見つかった学枚は15校にのぼりました。