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2004/06/18 
資源循環型社会の実現へ 待望のリサイクルセンター稼働 F.S 

循環型社会へ一歩前進!

兵庫県神戸市西区に建設されていた「資源リサイクルセンター」が6月1日から稼働を始めた。市民待望の施設で、空き缶、びん、ペットボトルを自動選別・圧縮する最先端の機器を備え、太陽光・風力発電で省エネルギーを図っているのが大きな特長。
市は、同センターを「資源循環型社会を実現するための施設」と位置付けている。

約1万4000平方bの敷地と近代的な建物から成る同センターは、当面、年間約1万トンの資源ごみを処理するが、将来のごみ増加に備え、1万8500トンまでの処理能力を備える。

資源ごみと一般ごみの分別収集について神戸市は、これまで一部の地域で実施してきたが、昨年11月から全市へ拡大。これにより、ごみ減量化への市民の意識もかなり高まってきた。
市は今後も、「さまざまな機会を通して啓発に努めたい」と意欲を燃やしている。

なお、敷地内には、ごみ問題や地球温暖化などについて、分かりやすく理解できる環境学習施設「こうべ環境未来館」もオープン。子どもたちを含めた家族ぐるみでの啓発を図るとともに、リサイクル製品の展示即売会も行っている。

循環型社会への取り組みやリサイクル施設の早急な整備については、市議会公明党が、本会議や予算要望などで長年、主張し続けてきた。

−−−「公明新聞」より転載−−−