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2005/05/17 
子ども優先社会つくろう 党兵庫県本部 F.S 


識者招きシンポジウム開催 神戸市

公明党兵庫県本部は16日、神戸市長田区内で「『子どもが生まれ育ちやすい社会』を考えるシンポジウム」を開催した。これには公明党の赤羽一嘉衆院議員が参加した。

シンポでは、松原一郎・関西大学社会学部長を進行役に、赤羽氏、白石真澄・東洋大学経済学部助教授、矢田立郎・神戸市長、中村さよ子・元神戸市立小学校PTA連合会長が討論した。

松原氏は「女性が出産で仕事をやめなくてもいい社会、子育てに合わせて無理のない働き方ができる支援策を行政も企業も市民も一緒につくるべきだ」と強調。白石氏は「子育て支援も多彩なサービスを選べるオーダーメードの施策に変える必要がある」「自分の子も他人の子も同じように社会の宝だと感じる社会の機運を」と語った。

中村さんは、自身の子育てや育児サークル活動で感じた問題点として「利用できる保育所が身近にない」「子育てに莫大なお金がかかる」などと指摘。矢田市長は子育て支援部の設置や「神戸っ子すこやかプラン」策定の取り組みを紹介した。

赤羽氏は児童手当や保育サービスの拡充など、公明党の実績を紹介。「今後は、次世代育成支援特命大臣の設置など魅力ある施策を実現し、子ども優先社会の構築を目指したい」と訴えた。

−−−「公明NET」より転載−−−