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2008/08/01 
周産期医療充実めざす 市民病院で助産師外来開設 神戸市 F.S 

神戸市議会公明党(松本修幹事長)はこのほど、神戸市中央区の市立医療センター中央市民病院を訪れ、今年6月に新設した助産師外来を視察した。

同病院の助産師外来では、助産師が妊娠20週から40週までの正常な妊婦を対象に健診や保健指導に当たっている。
産科医不足が深刻化する中、助産師が活躍することで周産期医療の充実が期待されている。

現状、診察は完全予約制で、月・木曜日の午前9時から正午。
経験年数5年以上の助産師4人が交代で対応している。

一人当たりの診察時間は約45分で、助産師のきめ細かなケアに、妊婦からは「ゆっくり話を聞いてもらえてうれしかった」などの声が寄せられているという。

市議会公明党の山田哲郎議員は昨年12月の定例会で、「助産師がもっと活躍できる助産師外来などの保健医療体制の整備拡充を進めるべき」と主張。市側から「中央市民病院への2008年度中の助産師外来開設に向けて動いている」との答弁を引き出していた。

今回の新設により、同市立病院の助産師外来は、昨年10月に開設した西市民病院に続いて2カ所目。いずれも市議会公明党の推進により実現した。

−−「公明新聞」より転載−−−