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2012/10/05 
校舎の老朽化対策急げ 神戸市議会で向井議員 F.S 

 9月24日の神戸市議会本会議で公明党の向井道尋議員は、学校の耐震化などについて市の考えをただした。

 この中で向井議員は、災害時に多くの避難者が集まる体育館の照明など非構造部材の耐震化について「市は速やかに取り組むべき」と訴えた。

 矢田立郎市長は「古い時期に建設された約60校の体育館の耐震点検を実施して、早急に耐震化工事に取り組んでいきたい」と答えた。

 また、校舎の老朽化対策について向井議員は「今後10年間で440棟の補修・改修が必要」と指摘し、「長期修繕計画を立て、予防的に(改修を)行うことで、長寿命化と予算縮減が可能になる」と主張。

 矢田市長は「計画的に保全・整備を実施して、長寿命化と予算の縮減に努めていく」と答えた。

−−「公明新聞」より転載−−−