■ トピックス
2021/10/04 
プッシュ型行政情報発信、大学生の孤独対策を訴え 神戸市議会 北川、門田議員 F.S 

 北川道夫議員は、市側から住民に必要な情報を積極的に知らせるプッシュ型行政サービスの推進を訴え、この中で現在の行政サービスが住民自ら申請することを利用の前提としていることを指摘。制度の対象者でも情報を知らなかったため、申請に至らないケースがあることから、同サービスの活用を求めた。

 久元喜造市長は今後、ポータルサイトを通じて、市民に必要な情報を提供する考えを示した。

        *

 門田まゆみ議員は新型コロナウイルス感染拡大の長期化を踏まえ、大学生の孤独対策について質問した。

 門田氏は現在、コロナ禍の影響で自宅でネット授業を受ける機会の増加で友人などと会う機会が減り、孤独で不安になる大学生の声を紹介。市として、大学生同士が交流できる居場所の提供などを求めた。

 市側は、学生が参加できるイベント情報の提供や、学生が気軽に集い議論や研究を行い、地域や企業と交流できる拠点の創出などを検討していくと応じた。

−−「公明新聞」より転載−−−