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2017/12/24  Up
阪神・淡路大震災を語り継ぐ

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1995年1月17日5時46分に神戸を襲った大地震。
復興を遂げ、未来に向かい歩みを進めている今、経験や教訓を忘れずに継承していくことが大切です。

ふるさとを思う、希望の歌
 震災以来、市内の小学校で歌い継がれている「しあわせ運べるように」。作者に聞く、歌に込めた思いとは。

市立高羽小学校音楽専科教諭 臼井 真さん
 震災の日の朝は4時半に起床し、1階で朝食を取り、新聞を読んで過ごしていました。
そして、2階の自室に戻った約2分後にものすごい地鳴りがし、頬が上下に揺れるほどのすさまじい揺れに襲われました。
1階がつぶれて、2階がそのままドンと落ちてしまったので、1階にいたら死んでいたかもしれないという思いと余震の恐怖の中で、夜明けを待ちました。

 職場である学校は避難所となり、運営業務に追われる日々。
2週間後、ようやくテレビのニュースで三宮の様子を見たとき、街が消えたと思いました。
ふるさと神戸への思いや自分自身への励ましを、心に浮かぶまま10分くらいで書き留めた歌が「しあわせ運べるように」だったんです。

 この歌を歌う子どもたちには、豊かな心を持った、幸せを運べるような人になってほしいと思っています。
近年は、東北や熊本の被災地だけでなく、10カ国語に翻訳され海外でも歌われています。
この歌を通して、ふるさとを大切に思う気持ちを世界中の人に伝えたいですね。

「阪神淡路大震災 1・17のつどい」(下記参照)にて、17時46分の黙とう後に市立高羽小学校の児童が「しあわせ運べるように」を合唱します

神戸に生まれ育った私にできること
 「しあわせ運べるように」を歌い育った若者が考える震災の継承。

神戸学院大学現代社会学部 社会防災学科 毛利 夏実さん
 震災当時はまだ生まれていなかったのですが、小学生の頃から「しあわせ運べるように」を歌ったり、震災学習があったりして、阪神・淡路大震災について考えながら育ちました。
防災に自然と興味を持ち、大学では防災や社会貢献について専門的に学ぶとともに、子ども向けの防災体験行事を仲間と企画・運営しています。
将来は防災に関わる仕事に就き、神戸の街で学んだことを語り継いでいきたいと思います。

阪神淡路大震災 1.17のつどい
1月17日(水曜) 東遊園地
阪神・淡路大震災で亡くなられた方々を追悼するとともに、震災で培われた「きずな・支えあう心」「やさしさ・思いやり」の大切さを次世代に語り継ぎます。

記帳と献花 5時〜21時
献花用の菊は会場でお配りします。
ご供物、ご供花の持参はご遠慮ください。
※各区役所・支所・出張所・連絡所では9時〜17時まで記帳のみ受け付けます

ボランティアの募集
・竹並べ・雪地蔵の設置 1月16日(火曜)15時〜18時
・ろうそくの準備など 1月17日(水曜)4時〜7時・16時〜18時
・竹・雪の撤去など 1月18日(木曜)9時〜終了まで
※当日、東遊園地内で受け付け(事前申し込み不要)。軍手・雨具などは持参してください

問い合わせ先
市イベント案内・申込センター(TEL333-3372、FAX333-3314)

命を守る「シェイクアウト訓練」
地震が発生したとき、どこにいても、命を守るための行動を取ることが大切。
地震に備えて、市内全域で3つの安全行動を一斉に取る「シェイクアウト訓練」を行います。
日時 1月17日(水曜)10時〜1分間(防災行政無線などが鳴ります)
場所 学校・職場・家庭など
事前にインターネットで参加登録を
ホームページ

※「阪神淡路大震災 1.17のつどい」会場の東遊園地でも同時間に訓練を行います
※10時3分ごろ、市内にいる人の携帯電話へ緊急速報メール(エリアメール)が送信されます。
内容や音を確認してください

問い合わせ先
危機管理室(TEL322-6482、FAX322-6031)

阪神・淡路大震災関連文書企画展
震災時に個人事業者などによって行われた地域貢献活動を紹介
日時 1月11日(木曜)〜26日(金曜)9時〜17時(月曜休)
場所 ふたば学舎
料金 無料

問い合わせ先
市イベント案内・申込センター(TEL333-3372、FAX333-3314)

水道震災イベント・地下50m大容量送水管見学
地下50mにある大容量送水管を特別に公開。
水くみ体験など、実践を通して震災経験を学習
日時 1月21日(日曜)12時30分〜16時
場所 水の科学博物館
料金 無料
申し込み 電話で問い合わせ先へ。1月10日(水曜)まで受付。抽選

問い合わせ先
市イベント案内・申込センター(TEL333-3372、FAX333-3314)

※ 神戸市の市外局番は、特に記載のない限り078です。

「広報紙KOBE」より転載