公明党神戸市会と兵庫県会議員団は、平成12年12月19日、神戸市中央区内で合同政策研修会を開催した。
この研修会には、神戸大学大学院教授で、国際人権保障や難民の庇護についての研究を専門とする芹田健太郎氏が講師として出席し、「21世紀の国際交流と行政の役割」とのテーマで講演した。神戸市会議員団より7名、兵庫県会議員団より10名参加した。
同教授は、20世紀を国際間の人権擁護という観点から概括し、更に、日本のODA国際協力について、「日本の顔」が見えないという問題点を指摘、日本は今後、人権と民主主義に裏打ちされた「人道」ということを正面から掲げるべきであると強調した。
その後、出席者より活発な質疑があり、神戸市会議員団メンバーの質問に答えて、同教授は、永住外国人の地方参政権についての妥当性についても言及した。
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