2001/05/02 11:12:01 
神戸市日中友好議員連盟訪中団に参加 S.A 


佐伯育三議員(中央区選出)は、このほど神戸市日中友好議員連盟訪中団の一員として中国を訪問しました。以下「神戸市日中友好議員連盟訪中団に参加して」と題してのレポートです。

4月16日から22日までの6泊7日の訪中に私は初めて参加しました。超党派の視察団です。歴史的な日中国交を何度となく耳にし、新聞などでも目にしてきました。その中国とはどのような国なのか、胸躍らせて関空から機中に。

わずか2時間余で大連上空に。そして、天津の空港に。空から見る天津は、緑豊かな大陸のイメージとはほど遠い、霞がかった灰色とうす茶色の都市だった。緑の少ない町、そして見渡せども山がなく、大平原の都市が広がる。

しかし、北京から南京に着くと豊かな緑が広がり安堵した。そして、大都会の上海。日本の26倍という国土は一つのイメージではくくれないことを実感した。
 
友好都市である天津市を中心に交流を図るとともに、上海・長江交易促進プロジェクトの中国側委員会長(江蘇省副省長)との対談をしました。

天津市の市長、副市長からは「周恩来首相の指示で友好都市になり、両市の指導者層の交流を重ねてきた。天津は96年から毎年11%を越える経済成長をし、中国直轄4都市のなかでトップである。中央政府の指導をうけながらあらゆる面で神戸と協力しながら努力していきたい」旨の話がありました。

プロジェクトの中国側委員会長からは「日本と江蘇省の間では、貿易高が114億ドル、日本からの投資プロジェクト2900件に上る。今後更に数多くの成果を得るよう努力したい。企業交流ほか文化、教育でも協力合作を進めたい」旨の話がありました。

訪中団は笹山市長の親書を渡し天津市経済技術開発区、新技術産業パークなども視察し、経済を中心とした多方面の交流促進を約し有意義な訪中となりました。

なお、訪中団員は、全額私費で参加しました。

(写真:4月19日江蘇省常務副省長・梁保華氏と会見)