六千を超える人命が失われ、神戸を中心とする大都市圏に壊滅的な打撃を与えた阪神大震災の発生から17日で丸7年。
今年も犠牲者の追悼や復興への願いなど、それぞれの思いを込めた行事が行われる。
兵庫県は、被災地域を歩いて震災を迫体験する「1.17ひょうごメモリアルウォーク2002」や追悼式を実施。
道中では沿道住民も加わって防災訓練が行われる。
神戸市は、遺族やボランティアと市が連携する形で、午前五時ごろから「阪神淡路大震災1.17のつどい」を開催する。
また、シンポジウムやコンサートなどを含め、市民らが独自に企画した鎮魂や慰霊の行事が各地で行われる。
神戸市中央区の東遊園地内に設置された「希望の灯り」には16日、地元での追悼行事に使うため、採火に訪れる市民やボランティアグループの姿が見られた。
この灯りを使って行事を行うのは全国で約50ヶ所に上るという。
−−−「公明新聞」より転載−−−
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