2002/01/18 16:22:38 
阪神大震災から7年 記憶胸に本格復興誓う 各地で追悼行事 F.S 

赤松、赤羽、山本氏、兵庫県議団、神戸市議団らが献花

6432人の犠牲者を出した阪神大震災からちょうど7年が経過した17日、被災地となった兵庫県内の各地では、犠牲者のめい福を祈り、本格復興への決意を新たにした。
県は震災の体験を風化させないために、昨年に続いて防災訓練を兼ねた「1・17ひょうごメモリアルウォーク2002」を実施し、神戸市中央区のゴール地点で「震災7周年追悼のつどい」を開催した。

今年4月にオープンする予定の「人と防災未来センター」隣接地で開催された追悼のつどいでは、約4800人の参加者が正午から一分間の黙とうをささげた。
この後、井戸敏三知事が「震災で学んだことを胸に刻み続け、安全で安心して暮らせる新しい兵庫を築くことこそ、犠牲となられた方々にこたえる道と信じ、懸命な努力を続けていく」と述べ、高齢被災者の生活再建支援など残された課題に取り組む決意を表明した。

続いて、村井仁防災担当相があいさつした後、震災で夫を亡くした遺族代表の長谷川精子さん(83)が「つぶれた家に向かって、主人の名を何度も何度も叫びました。つらい思いは忘れられるものではありません。しかし、多くの温かい励ましや支援を頂き、地域の人々と一緒に頑張って、主人の分も生きていこうという気持ちがわいています」と、7年を経過した現在の思いを述べた。

神戸市中央区の神戸東部新都心で開催された「震災七周年追悼のつどい」には、公明党から赤松正雄、赤羽一嘉の両衆院議員、山本香苗参院議員、兵庫県議団らが出席し、献花を行った。

また、神戸市中央区の東遊園地で午前五時から午後九時まで開かれた「1・17の集い」には、公明党神戸市議団が出席し、記帳・献花した。

−−−「公明NET」より転載−−−