聴覚障害者の地域でのコミュニニケーションづくりを進める兵庫県神戸市のボランティアグループ「トライアングル」(大背戸徹(おおせととおる)代表)は、このほど、同市中央区社会福祉協議会から、中央区役所内で「感謝状」を贈られた。
これには、大背戸さんのほか、妻の佐代子さん、代表世話人の西海功さん、メンバーの田辺信さんが出席した。
「トライアングル」が発足したのは、1998年10月。
聴覚障害者の大背戸さん、党員(神戸・中央支部)の西海さんらが、障害者と健常者の交流を活発化しようと、結成した。
現在、毎週土曜日に、中央区の春日野地域福祉センターで、「おしゃべり会」を開催。
地域のイベントにも積極的に参加している。
大背戸さんは、「こんな賞をもらうのは初めて。今後も、より多くの人に参加してもらいたい」と喜びもひとしお。
健常者の立場で交流を促進してきた西海さんは、「災害や急病など、いざという時に、助け合える態勢を日ごろからつくっていきたい」と意欲を語っていた。
「公明新聞」より転載
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