公明党の浜四津敏子代表代行は十二日、神戸市内で開催された「Let’sユニバーサル・シティKOBEフォーラム2002」(神戸市、社会福祉法人プロップステーション主催)に出席。
高齢者や、障害を持つ人(チャレンジド)をはじめ、すべての人が住みやすい「ユニバーサルデザインのまちづくり」実現に向けてパネルディスカッションを行った。
席上、浜四津代行は、二〇〇〇年十一月に神戸市のプロップステーション(竹中ナミ理事長)を視察したことに言及。
「IT(情報技術)を活用してチャレンジドや高齢者の自立と就労を支援するプロップの活動を知り、日本でも『ADA』(障害を持つ米国人法)の実現が可能ではないかとの大きな勇気をいただいた」と述べた。
さらに、与党三党の女性国会議員で構成する「女性議員政策提言協議会」の中に今年二月、「ユニバーサル社会の形成促進プロジェクトチーム」(座長=野田聖子衆院議員、副座長=浜四津代表代行)が発足したことを紹介し、「日本版ADAの制定に向けて今、大きなチャンスを迎えている。法案づくりを着実に進めていきたい」と抱負を語った。
この日のパネルディスカッションには、野田聖子衆院議員、矢田立郎神戸市長、学者、経営者らが出席した。
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