2002/05/31 09:26:01 
元「マンホールチルドレン」の2人 モンゴルから来日し交流 F.S 

日本の祭りを味わう 公明党員らが長年支援活動
モンゴルから来日した元「マンホールチルドレン」の2人が先ごろ、神戸市北区で開かれた「第29回きたきたまつり」に参加し、日本のちびっ子らと楽しく交流した。
これは、国際ボランティア団体「アジア・アフリカ環境協力センター」(神戸市)が招待したもので、兵庫県議会公明党の羽田野求議員や党員らが、まつりでの交流会を企画・推進した。

まつり会場のステージに立ったのは、オトゴンハンダ君(15)、エンフバヤルさん(10)と、2人を施設で保護しているモンゴルの「子ども支援センター」のデ・ネルグイ代表。
民族変装をまとった2人は、司会者の「サッカーは好き?」などの質問に、はずかしそうに答えていた。

モンゴルのマンホールチルドレンを10年間、支援してきた「あしたの神戸をつくる会」の塩田章子さん(党員)が、「今後も一層の支援を行う」とあいさつし、今回、今月12日に収集した救援物資の目録をネルグイ代表に手渡した。
また、ネルグイ代表からは、同会の池田聖子さん(党員)に、感謝状が手渡された。

オトゴンハンダ君とエンフバヤルさんは、日本の少年からサッカーボールをフレゼントされたり、屋台のおでんを食ベるなど、日本のまつりの雰囲気を堪能した。
今回で4度目の来日となるネルグイ代表は、「両国の文化の交流が大切。日本の経済援助も期待したい」と語っていた。
なお、まつりには、市議会公明党の芦田賀津美、山田哲郎両議員も参加した。

−−−「公明新聞」より転載−−−