2002/06/22  Up
神戸移住資料室の開設について
趣 旨
海外移住者は、生活習慣の異なる環境の中で、多<の苦難を乗り越え、移住先の国々で、尊敬される地位を築き、その国の発展と日本のために立派な功績を上げられました。
移住者は日本人の存在感を世界に示し.海外における日本の評価を高め、わが国の国際化の先陣となりました。

神戸は多くの移住者が出発前に日本で最後の日々を過ごした町であり、海外日系人にとり、心の故郷と言われています。
この建物は、1928年、「国立移民収容所」(後にに「神戸移住センター」と改称)として設定されたもので、移住者か海外に発たれる前に1週間〜10日間ほど帯在し、研修や移住の準備をされ、約25万人がここから旅立たれました。
この度、この建物を活用し、その1階東側部分に「移住資料室」を整備し、海外移住者の功績を歴史に残し、後世に伝えていきます。

神戸移住資料室の概要
1. 場 所
神戸市中央区山本通3丁目19番8号
旧神戸移住センター1階東側 約200u

2. 開設時間
午前11〜午後4時30分(年末年始、毎週火曜日開館)

3. 内 容
@ 資料展示コーナー
写真、「笠戸丸」(1908年、神戸港を出航した第1回ブラジル移民船)
復元画、旧移住センター当時の家具などを展示します。

A 日系人サロンコーナー
神戸在住日系人の方々の交流の場を整備します。

4. オープニング式典
平成14年6月23日 (日)13時00分〜13時15分
神戸移住資料室のオープニングを記念して、テープカットを行います。

その他   「フエスタジュニーナ」(ブラジルの子どものお祭り)の開催
1. 日 時
6月23日(日)13時30分〜16時00分(オープニング式典の後)

2. 場 所
旧神戸移住センター1階西側(神戸移住資料室の隣)

3. 主 催
ワールドキッズコミュニティー、関西ブラジルコミュニティ

4. 内 容
フエスタジュニーナほ、日本語で「6月のお祭り」の意味で、ブラジルでは、カーニバルの次に大きなお祭り。
独特の伝統的な食べ物を用意してお祝いし、子供達は表わら帽子に田舎風の格好をし、「クワドュリーヤ」という踊りをしながら、お祝いに参加します。
ブラジル料理の屋台も出ています。(昨年は、約350人の地域に暮らすブラジル人等が参加)

※フエスタジュニーナに関する問い合わせは、ワ一ルドキッズコミュニティまで
電話 078−736−3012