2002/06/26  Up
関西圏の都市再生を 兵庫県議会、神戸市議会公明党
 神戸港、空港の役割など研修
兵庫県議会公明党と神戸市議会公明党の合同研修会が、このほど、神戸市内で開かれた。
これには、(財)関西空港調査会理事で、京都大学名誉教授の吉川和広氏が、「神戸の活性化に向けた港湾・空港の果たすべき役割」と題して約1時間半、講演した。

吉川氏は、経済が停滞し、景気の先行きが不透明な現在こそ、都市の魅力の再構築が必要と強調。
持に、歴史、文化、学術、自然などの、他地域では見られない独自性を持つ「関西圏の都市再生」が重要であるとの見解を述べた。

その上で、神戸港の整備、神戸空港の建設により、
@成長産業が展開できる環境づくり
A快適で高品質な生活空間の創造
−などが期待できるとして、「時期を失することなく、整備・建設を進めることが重要」と力説した。

野口裕・県議会幹事長は、「示唆に富む話だった。今後の県、市の行政に反映できるよう努力したい」と語った。

−−−「公明NET」より転載−−−