公明党の神崎武法代表、太田昭宏幹事長代行らは27日午後、兵庫県神戸市で開催された「列島縦断フォーラム in 関西」に出席し、大庭浩神戸商工会議所会頭ら経済団体の代表、井戸敏三兵庫県知事、矢田立郎神戸市長ら自治体の首長、党地方議員・党員らとの懇談会を相次いで開催した。
経済団体との懇談会で神崎代表は、26日午後、首相官邸で行われた与党3党首会談に触れ、小泉首相に対し、デフレ対策をはじめ3兆5千億円規模の補正予算の検討、不況に苦しむ中小・零細企業への支援策など総合的な経済対策を早急に取りまとめるよう強く主張したことを報告。
その上で、「構造改革に伴う痛みを弱い立場の人たちだけに押し付けてはならない。公明党は庶民の目線に立ったセーフティーネットの構築に全力で取り組みたい」と語った。
これに対し、経済団体からは
(1)柔軟かつ大胆な減税の実施
(2)2005年度開港を目指す神戸空港への支援
(3)東京一極集中の是正
――などの要望が出された。
また、自治体の首長との懇談会では、神戸医療産業都市構想への支援や、高速道路網、経済特区の整備促進、地場産業の振興などを求める声が相次いだ。
−−−「公明NET」より転載−−−
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