左から、赤塚市議、松田氏、渡部県議
はんらんを繰り返し、住民へ打撃を与えた兵庫県の2級河川・新湊川の災害復旧事業がこのほど終了。4日、竣工記念式典が神戸市兵庫、長田の両区で開かれた。
これには、改修工事の早期実現を推進してきた公明党の赤羽一嘉(かずよし)衆院議員、波部登志尋(としひろ)・兵庫県議、米田和哲(まさあき)、赤塚恵一(えいいち)両神戸市議、松田一成党県民運動局次長らが出席した。
新湊川は、1995年の阪神大震災で、護岸が損壊。
国の災害復旧助成事業として、改修工事が進められていた。
しかし、98年9月の台風7号、99年6月の集中豪雨で先心(せんしん)橋付近で洪水が発生。これを重視した公明党議員団が、国、県、市当局に早期改修を要望してきた。
工事区間は延長2503メートル。獲岸の整備、橋の架け替え、川幅拡幅、河床掘削などのほか、大規模な河川トンネル「会下山トンネル」 (延長683メートル)も新設された。これにより、新湊川は1時間当たり94.5ミリの雨量にも耐えられ、「過去に起きた規模の洪水は、避けられる」 (県防災係)という。
式典後、渡部県議、松田氏らは、「河川沿いの緑地化など、憩いの場づくりも充実させたい」と語っていた。
−−−「公明新聞」より転載−−−
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