ごみ焼却場など 最新のシステムを学ぶ 大阪市
大阪、名古屋、京都、横浜、神戸の5政令市の公明党議員らは25日、大阪湾に浮かぶ人工島・舞洲(まいしま)(大阪市住之江区)にあるごみ焼却工場を視察した。
これは、前日の5大市政策研究会に引き続き行われたもので、5大市の党団長・幹事長、政務調査会長らが参加した。
緑に囲まれ巨大遊戯施設のようなユニークな外観のごみ廃却工場に着いた一行は、桑田賢三副工場長の案内で視察。
ダイオキシン類の発生を抑えた高温焼却炉(日量900トン)をはじめ、コンピューター制御の施設を見て回った。
工場内の各階に設けられている社会教育施設では、ごみ処理現場をのぞく窓に施設を説明するアニメーションが眺し出される映像システム等を見学した。
また質疑を通じ、同工場が脱却熱を利用した発電で昨年7億円の利益を上げた実情などを聴取した。
一方、来年度中の一部稼働へ向け建設が進むスラッジセンターでは、8カ所の下水処理場の汚泥を地中に埋設されたパイプを通して同センターに集めるシステムや、汚泥を溶融・脱水処理し建設資材に変える最新設備について説明を受けたほか、職員の配置数の見通しなどを聞いた。
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