兵庫県議会公明党と神戸市議会公明党の合同政策研修会が先ごろ、神戸市内で開かれた。これには、日本音楽療法学会認定音楽療法士の北山紀子さんが、「音楽療法の現状と今後の課題」と題して講演した。
北山さんは、音楽レクレーションとの違いについて、療法には
@症状の維持か、回復かの目的の明確化
A短期、長期にわたる実践期間の目標設定
B個人に合った音楽の選定
−などが求められると前置き。
その上で、北山さんの療法の実践例として、失語症の人が歌うまでに回復した例などを紹介した。
また、療法士の国家資格化の必要性を訴えた。
−−−「公明新聞」より転載−−−
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