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2004/05/29 
外出しやすい街へ 「だれでもトイレ」整備進む 神戸市 F.S 

「とても便利になりました」
兵庫県神戸市は2003年度から、障害者やお年寄りが外出しやすくなるよう、「だれでもトイレタウン」計画に着手。
今月10日までに市役所など7カ所に、「だれでもトイレ」が設置され、多くの市民から喜ばれている。

市によると「だれでもトイレ」は、車イス使用者、オストメイト(人口肛門・膀胱保持者)対応のほか、折りたたみシートかベビーシート、衣類・荷物用フックなどが整っているユニバーサルデザインのトイレを指す。

計画では、市内でも買い物客や観光客が比較的多い三宮、元町、北野、ハーバーランドの4地区をモデル地区に指定。
公共施設で整備を進めるほか、商業施設や放送局などにも依頼し、だれもが使いやすいトイレをあちこちに整備し、全国から訪れる観光客にも対応する方針。

市議会公明党は、毎年の予算要望などで、障害者やお年寄りが暮らしやすいユニバーサルデザインの術づくりと、外出支援策を併せて要望。
これまで、市立総合福祉センターや北区役所などで障害者が使いやすいトイレ改修を実現してきた。

−−−「公明NET」より転載−−−