兵庫県本部女性局(芦田賀津美局長=神戸市議)はこのほど、神戸市中央区の県本部で、県立図書館主任調査専門員で、子ども読書活動専門家の笹倉剛氏を講師に招き、「心の扉を開く本との出会い」をテーマに読書セミナーを開催した。
講演の中で笹倉氏は今年6月、長崎県の小学校で起きた小6女児殺害事件を受け、豊かな感性を育てる子ども読書運動の重要性を長崎県の教育界が痛感し、真剣に取り組んでいる模様を紹介。
その上で、「子どもの読書離れが深刻なのは、学校でも地域でも家庭でも、魅力的な読書環境が整備されていないことが大きな原因」と訴えた。
−−−「公明新聞」より転載−−−
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