骨髄移植・さい帯血移植推進でフォーラム 兵庫県神戸市
兵庫県など3団体主催の「骨髄移植・さい帯血移植推進合同フォーラム」が25日、神戸市内で開催された。これには、公明党の浜四津敏子代表代行らが来賓として出席。党員も多数参加した。
あいさつに立った浜四津代行は、白血病などの血液難病治療のための骨髄移植が6000例、さい帯血移植が2000例を突破したことに触れ、「患者や家族が、絶望のどん底から希望を持って生還され、皆さまに心から感謝されている」と、関係者の尽力に深い敬意を表した。
また、「日本さい帯血バンク支援ボランティアの会」(有田美智世理事長)の運動の趣旨に賛同した公明党の取り組みによって、さい帯血移植の保険適用をはじめ対策が進展してきた経緯を語った。その上で、「血液難病で苦しんでいる人が、いつでも、どこでも、安心して医療が受けられるよう、今後も党を挙げて取り組んでいきたい」と決意を披れきした。
この後、「患者と共にさい帯血移植を考える会」の佐藤ときえ代表が、急性骨髄性白血病の治療でさい帯血移植を受け、見事に回復した体験を披露し、感動を呼んだ。
会合では、基調講演のあと、パネルディスカッションが行われ、有田理事長が「患者にとっては、いかにタイミングよく移植ができるかが大事。そのために“大規模移植センター”を設立するよう主張している」と強調した。
また、神戸市東灘区の党員らでつくるボランティアグループ「レインボー」が佐藤ときえさんの体験を題材にした「君の笑顔」の合唱、よさこいソーランの踊りの披露で、参加者を勇気づけた。
−−−「公明NET」より転載−−−
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