阪神港や神戸空港も 北側国交相
北側一雄国土交通相(公明党)は13日、スーパー中枢港湾の阪神港(大阪港と神戸港)、神戸空港の建設現場、神戸市内で実験中の自律的移動支援プロジェクトを視察した。これには、赤羽一嘉衆院議員も参加した。
このうち神戸市中央区京町筋では、自律的移動支援プロジェクトの実証実験の現場を視察した。
同プロジェクトは、街中に埋め込んだコンピューター(ICタグ)を使って「いつでも、どこでも、だれでも」ネットワークに接続でき、多彩な情報を入手できる「ユビキタス社会」の構築をめざすもの。
北側国交相は、携帯読み取り装置を使い、道路の点字ブロックや街路灯などに組み込まれたICタグから発信される情報をキャッチする公開実験を体験。車イスや白杖を使った実験では、障害の違いによって最適な道案内を自動選択するシステムを視察した。また観光ガイドや飲食店の情報、外国語案内情報などを、映像と音声で視聴した。
視察後、北側国交相は記者団の質問に対し「移動支援プロジェクトは、障害者や高齢者をはじめ、だれもが安心して自由に歩ける街づくりを可能にする素晴らしい技術。さらに本格的な実験を重ね、将来的に全国で展開できるようにしたい」「日本の空港整備は大きな区切りをつける時期に来ている。08年からの新しい社会資本整備5カ年計画を作る中で議論していきたい」と語った。
−−−「公明NET」より転載−−−
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