２２日に開かれた神戸市議会本会議で公明党の米田和哲議員は議案外質問に立ち、神戸市立中突市民病院にセカンドオピニオン専門外来を創設するよう提唱した。
米田議員は、患者中心の安全で良質な医療の観点から、「治療を受ける側の選択肢として、『自分が本当に手術を受けなければならないのか』『他の治療方法があるのではないか』など、別の専門医にも意見を聞きたいという患者が増えている」と強調。
その上で同議員は、現在、中央市民病院で行っているセカンドオピニオン外来の問題点として「一般外来で初診として対応しており、他の予約患者の待ち時間の拡大にもつながっている」と指摘。
「セカンドオピニオン外来の専用窓口を設け、選任された医療スタッフで対応していくべきだ」と訴えた。
これに対し梶本日出夫助役は、「セカンドオピニオン外来を求める患者の要望にこたえる義務がある。診療科の絞り込み、診療医や診療スペースの確保などの課題について、早期に結論を出して実施してまいりたい」と答えた。
−−−「公明新聞」より転載−−−
