公明党－神戸市会

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2005/07/14
神戸電鉄がＡＴＳを設置　ＪＲ脱線事故後、全国に先駆け	F.S
国交省基準より厳しい独自の基準で４力所に公明党の赤羽一嘉衆院議員は１０日、兵庫県神戸市北区内で神戸電鉄の三津澤修鉄道事業本部長らと会い、４月２５日のＪＲ脱線事故後、カーブの速度超過防止対策として同電鉄が全国で初めて設置したＡＴＳ（自動列車停止装置）を視察した。これには、地元北区選出の公明党の羽田野求県議、芦田賀津美、山田哲郎の両市議が参加した。神戸電鉄は全国のＪＲ、私鉄に先駆けて、花山－谷上問（有馬線上り）、神鉄道場－横山間（三田線下り）、横山－神鉄道場間（三田線上り）、フラワータウン－横山間（公園都市線下り）の計４カ所に曲線用ＡＴＳを設置。６月１７日の始発電車より作動を開始している。同電鉄では、国土交通省が示したＡＴＳ整備基準（列車転覆危険率０．９以上のカーブ）からすると、該当個所はなかった。しかし、より安全な運行を目指す観点から、独自の基準（列車転覆危険率０．５以上のカーブ）を設け、４カ所に設置したもの。< 赤羽氏らは、ＡＴＳについて説明を受けた後、停止装置の性能や運転士教育の現状と課題などにっいて意月を交換。岡場駅の既設のＡＴＳや三田線の新設のＡＴＳを先頭車両に乗って視察した。党ＪＲ福知山線列車脱線事故対策本部の事務局長として、事故原因の究明や再発防止策の徹底を訴え奔走してきた赤羽氏は、「全国の鉄道会社が今回の事故を教訓として、このような悲劇を二度と繰り返さないとの決意に立ち、万全の安全対策を行って行くことが大切だ」と語っていた。なお、公明党の羽田野県議は事故後の４月２７日、神戸電鉄鉄道事業本部に対し、カーブ走行時の安全対策としてＡＴＳの早期設置を申し入れていた。－－－「公明新聞」より転載－－－