冬柴幹事長、北側国交相らがあいさつ 国際物流の強化必要
公明党の冬柴鉄三幹事長は1日、神戸市内で開催された赤羽一嘉衆院議員の政経懇話会に出席し、あいさつした。これには、北側一雄国土交通相(公明党)、赤松正雄衆院議員、井戸敏三兵庫県知事、矢田立郎神戸市長らも参加した。
北側国交相は、国土交通省の役割として「安全・安心な国土を造ること」「わが国の経済基盤となる道路や港、空港などを造ること」の2点を強調。「多くの日本企業が東アジアを舞台に経済活動を展開するグローバルな時代である」と指摘し、国際競争力のある物流機能の強化に取り組む決意を述べた。その上で関西空港と神戸空港の連携の強化、神戸港や神戸空港へのアクセス(接続)の重要性などを訴えた。
冬柴幹事長は、阪神大震災以来、さまざまな災害の現場に直面し、切実な被災者の声を聞き、被災者生活再建支援法の制定充実など、災害対策への一貫した取り組みに言及。さらに交通バリアフリー法の制定を推進し、全国の数多くの駅にエレベーターやエスカレーターを設置してきた党の実績を紹介した。
また、郵政民営化法案について「この2年間、公社として民間の総裁を迎えやってきたが、公社のままで止まってはいけない」として、参院では予断を許さない状況にあるが、法案の成立に全力を尽くすことを訴えた。
赤羽氏は「都市・神戸の再生へ全力で取り組みたい」と力強く語った。
−−−「公明新聞」より転載−−−
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