11日開かれた神戸市議会本会議で、2005年度公営企業会計決算に関する各会派の質疑が行われ、公明党を代表して山田哲郎議員が質問に立った。
病院事業を取り上げた山田議員は、西市民病院の医師の約半数が3年間で退職交代していることを挙げ、医師不足の解消に向けた対策の必要性を強調。特に「産科や小児科、女性専門外来などで女性医師の需要は高まっている」と指摘し、「就業環境を向上させ、女性医師の確保に取り組むべき」と訴えた。
梶本日出夫助役は、「医師確保や患者サービス向上の観点から、女性医師が働きやすい環境整備は不可欠」と答え、院内保育所の時間延長や女性医師の夜勤免除、パート雇用による継続勤務などの体制づくりに取り組む意向を示した。
山田議員はこのほか、ひよどり台団地などニュータウンの老朽化対策、集中豪雨対策などについてただした。
−−−「公明新聞」より転載−−−
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