神戸市の西神戸有料道路在来線(車−夢野、普通車200円)が2008年秋に無料化される。
先の定例市議会代表質問で、公明党の、うえわき義生議員が無料化を求めたのに対し、矢田立郎市長が明言した。
うえわき議員は市内の基準地価調査に触れ、地価が上昇に転じる区がある一方、依然として下落傾向の続く区があることを指摘。「市内で地域格差が広がっている要因は、それぞれの地域の利便性であり、その中でも有料道路に起因する点が大きい」とし、地域住民の要望を踏まえ、同有料道路在来線を無料化するよう市長に訴えた。また、同有料道路山麓バイパスヘのETC設置も求めた。
矢田市長は、「在来線は生活道路としての性格が強い」と述べ、地域住民の利便性向上のため無料化に踏み切る意向を表明。ETC設置について答弁した梶本日出夫助役は、同じ08年秋に天王谷料金所に設置する考えを示した。
−−−「公明新聞」より転載−−−
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