■ トピックス
2007/11/15 
支援策の情報開示へ 公明市議の質問に市が答弁 神戸市 F.S 

LD、ADHDなどの子どもの 保護者へ学校が説明

神戸市は、学習障害(LD)などの児童・生徒の教育を支援する「こうべ学びの支援センター」が小・中学校に指示する対応策や支援策の内容について保護者に情報を開示する方針を明らかにした。先ごろ開かれた決算特別委員会で、公明党の上脇義生議員の質問に市側が答えた。

同センターは、これまでLDや注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症などの児童・生徒のいる学校に対し、保護者らからの相談を基に具体的な支援策を指導してきた。ところが、肝心の支援の内容が実際の教育現場の学校から保護者には説明されておらず、不満の声が上がっていた。

上脇議員は、こうした実情を踏をえ、「保護者に対して十分な説明と取り組みができるように改善していくべき」と迫った。

これに対し、市側は「今後は、各学校から支援計画や保護者への説明状況をセンターに報告させて、学校での取り組み状況の進行管理を行っていきたい」との考えを明らかにした。

−−−「公明新聞」より転載−−−