神戸市灘区の都賀川(2級河川)の増水などで死者、行方不明者が出ている事態を重視した兵庫県議会公明党・県民会議の大野由紀雄、松田一成両議員は28日、事故現場を緊急視察した。
これには神戸市議会公明党の吉田謙治、北川道夫、沖久正留議員も同行した。
一行は、小学生ら男女4人が流された都賀川の現場近くで、県職員から説明を受けるとともに住民の要望を聞いた。説明によると、都賀川など六甲山系を背にした河川は勾配が急で、降雨で一気に増水する危険性があるという。
住民らは「休日は河川敷で遊ぶ人も多く大惨事になりかねない」「避難放送を流す体制をつくるべきだ」と訴えた。
大野議員らは早速要望を取りまとめ、30日に井戸敏三県知事に対策を申し入れる予定。
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