2月27日の神戸市議会で代表質問に立った公明党の松本修議員は保育所の待機児童について市の対応をただした。
松本議員は、市が2009年度予算案で、保育所の新設や既存施設の活用で、約450人の受入枠拡大に取り組んでいることを評価。
その上で、市内の待機児童数が643人(08年10月現在)に上っており、解消にはいたっていないと指摘し、今後、増加が見込まれる保育サービスの需要へ、迅速で抜本的な対応が必要と主張した。
これに対し、梶本日出夫副市長は、「待機児童の多い地域を中心に保育所の整備を進めていく」とした上で、廃校となった小学校舎の活用や民間サービスの導入など「多様な手法を駆使してさらなる待機解消を図っていく」と答えた。
−−「公明新聞」より転載−−−
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