北区の女性公明党員の請願受け 市議会が意見書採択
先に開かれた神戸市議会本会議で、細菌性髄膜炎ワクチンの定期予防接種化を求める意見書が全会一致で採択された。
同髄膜炎は、ヒブ(インフルエンザ菌b型)や肺炎球菌が原因で起こるが、予防に有効なヒブワクチンは任意接種のため費用は高額。肺灸球菌ワクチン(乳幼児用)にいたっては未承認の状態だ。
友人の子どもが細菌性髄膜炎にかかったことをきっかけに、現状に疑問を持った同市北区の女性公明党員・高野結香さんは今年6月、市議会公明党の山田哲郎議員らを紹介議員に請願書を提出。
福祉環境常任委員会で採択され、本会議に意見書として上程されていた。
今回、採択された意見書には、ヒブワクチンの早期定期予防接種化や普及、肺炎球菌ワクチンの早期承認などが盛り込まれている。
高野さんは、このほど開かれた党員学習会で「政治は身近にあることを実感。幼い子どもを持つ母親としてうれしい」と報告し、同世代の女性党員らと喜び合った。
−−「公明新聞」より転載−−−
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