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2010/09/29 
子宮頸がんワクチン 独自助成求める 神戸市議会で壬生議員 F.S 

28日の神戸市議会本会議で公明党の壬生(みぶ)潤議員は、子宮頸がんワクチンの接種費用について、市独白の助成を行うよう訴え、市側の見解をただした。

壬生議員は、厚生労働省が来年度の予算で、子宮頸がんの予防に150億円の予算特別枠を概算要求したことについて、「厚労省の計画では、中学1年生から高校1年生の女子を接種対象として市町村に費用の3分の1を補助するとしているが、接種率を45%と低く設定しており、決して十分とはいえない」と指摘。国の結論を待つのではなく、県との協調も視野に、市として早急に公費助成を実施するよう求めた。

これに対し、矢田立郎市長は、「接種率を高めるためにも接種費用の負担を減らす必要がある。国や県への予算要望を続けつつも、(助成を)検討していきたい」と答えた。

−−「公明新聞」より転載−−−