22日に開かれた神戸市議会の代表質問で、公明党の米田和哲議員は、小児がん治療の体制整備について市側の見解をただした。
このなかで、米田議員は全国で約3500人と言われる小児がん患者について、適切な判断、最先端の治療が施されれば、大人より治癒(ちゆ)率が高いにもかかわらず、日本では米国のような高度専門病院がない現状を指摘。
その上で、高度治療を補うために、「小児外科、放射線医療などさまざまな専門機関の協力が必要」として、既存の県立こども病院や中央市民病院、先端医療センターなどの連携強化を求めた。
矢田立郎市長は「充実の医療体制を築くためにも、ポートアイランドに積極的に医療施設を集積していきたい」と答えた。
−−「公明新聞」より転載−−−
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