堂下豊史議員は、学校の非構造部材の耐震化対策について市の取り組みをただした。
非構造部材とは、天井や窓、照明器具など主体構造以外の部材のこと。東日本大震災では、学校の天井などが落下し、避難所として使用できなかったケースもある。
こうした事実を指摘した上で堂下議員は、神戸市の学校の耐震化率が100%になったにもかかわらず、非構造部材の耐震化や、市による現況の把握が進んでいないと追及。「(地震発生時には)防災拠点の意味をなさないばかりか、子どもたちが大惨事に巻き込まれかねない」として、早急な対策を求めた。
これに対し市側は「検討を進めたい」と答えた。
−−「公明新聞」より転載−−−
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