北川道夫議員は､がんを体験した人ががん患者の相談を受けたり､情報を提供するなど､心の支援を行うピアサポートの導入を強く求めた｡
北川議員は､自治体とＮＰＯ法人などが協力してピアサポーターを養成し､県内のがん診療連携拠点病院に派遣している愛知県での事例を示し､｢患者の悩みは経験者でないと分からない｡病院任せでなく､神戸市も積極的に関与して早期に実現させるべきだ｣と､市の取り組みを促した｡
これに対し､市側は｢がん診療連携拠点病院がピアサポートの機能を持つことは､心のケアにとって重要だ｡市が主導的に病院や患者団体､ＮＰＯ法人と連携してシステムを構築する｡今後､踏み込んでやっていく｣と答えた｡
−−「公明新聞」より転載−−−
