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2016/11/02 
一時保護所の移転急げ 神戸市議会で藤本議員 F.S 

 藤本浩二議員は、虐待や放任などの理由により、児童を家族から一時的に保護する、こども家庭センタ」の「一時保護所」、の移転についてただした。

 藤本議員は、一時保護所について「築後30年近くが経過し、設備の老朽化が見受けられ、運動場も狭く、入所児童にとって恵まれた環境とは言い難い状況」と指摘。また、施設周辺のテーマパーク開設やマンション建設などで人口が増える中、「心に傷を負った子どもたちを育成していくために、環境は非常に大切であるにもかかわらず、見過ごされているのではないか」と訴え、移転候補地の選定に向けた現在の検討状況と、今後の取り組みを明らかにするよう求めた。

 久元書造市長は一時保護所について「年々増加する被虐待児童等を適切な環境で保護する上で、十分な広さの居室や運動場の確保等が必要」と認め、移転に向けて適地選定作業などを加速していく考えを示した。

−−「公明新聞」より転載−−−