教育長に児童のケア要請
神戸市立東須磨小学校の教員が後輩教員をいじめていた問題で、市議会公明党の菅野吉記議員は11日、市議会決算特別委員会の総括質疑に立ち、今回のいじめについて、厳正な処分に加え、専門家による徹底的な調査・原因究明を行うよう要請。「このようなことが二度と起こらないように教員の採用、教育、人事、学校内における労働環境などを改善し、子どもたちの心のケアに全力を挙げるべきだ」と訴えた。
長田淳教育長は弁護士等による調査チームを設け徹底究明するとともに、現行の教職員人事制度の廃止と新人事制度の創設、教員研修の見直し、スクールカウンセラーによる相談強化などを進める考えを述べた。
なお、市議会公明党(壬生潤幹事長)は9日、自民党、こうべ市民連合と共に教育長に対し全容解明、児童の心のケアなどを求める緊急要請を行っていた。
−−「公明新聞」より転載−−−
|