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2020/03/12 
SDGsに沿った行政、ハラスメント対策要請 神戸市議会 北川、藤本議員 F.S 

 北川道夫議員は「誰も置き去りにしない」との国連のSDGs(持続可能な開発目標)の理念を紹介。「安心・安全で活力ある神戸をつくる上でSDGsから学ぶ点は大いにある」とし、がん検診受診率の向上や児童虐待件数削減など、具体的な数値目標を定めて取り組むべきだと迫った。

 久元喜造市長は、SDGsの理念は市の行政の考え方と合致しており、2020年度策定の神戸ビジョンに独自の指標を盛り込み、SDGsに沿った計画づくりの検討を明言した。

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 藤本浩二議員は、須磨区の教師間のいじめ事件を受けて、神戸市教育委員会が教員を対象に昨年行ったハラスメント調査に言及。1万2000人中、約1600人が「何らかのハラスメントがある、あった」と回答していることを指摘し、教育委員会としてどう対処していくのかとただした。

 長田淳教育長は順次調査する中で、悪質な事案に対しては厳正な処分をするとともに、実践的な研修にも取り組む考えを示し
た。


−−「公明新聞」より転載−−−