コロナ禍で日々の議員活動が一変してしまいました。以前は、さまざまな方に直接お会いし声を聞いてきましたが、そうした活動が難しくなりました。そこで私が心掛けているのは、電話やSNSなどを 通じ、どんなに“小さな声”も聴き漏らさないことです。
以前、目の不自由な高齢者の方から、電話で相談が寄せられました。新型コロナのワクチン接種について、接種券と同封の案内の中に、視覚障がい者のための「音声コード」(2次元コード)が付いてい ますが、スマートフォンなどが必要なことから、電子機器に不慣れな高齢者にとって使いにくいとのことでした。私はすぐに先輩議員とともに、久元喜造市長に改善を要望。その結果、ワクチン接種の案内 に点字が追加され、相談者に大変喜んでもらいました。
また、ひきこもりの子どもを持つ親の方から支援を求める声を聞き、2019年6月定例会で支援の強化を主張。市は20年2月から、ひきこもりの人やその家族を対象に、ワンストップ相談窓口「神戸 ひきこもり支援室」を設け、相談件数は3800件を超えています。
一方、党勢拡大に向けて、公明新聞の拡大にも挑戦しています。対話の際には、新聞の切り抜きをメールで送るなどして購読を推進。新聞拡大から党の理解者になってくれる人も増えました。今後も"一 人"の声を受け止め、政策実現に走り抜いてまいります。
−−「公明新聞」より転載−−−
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