■ トピックス
2007/09/28 
敬老パス継続へ行革努力 神戸市議会で松本議員 F.S 

27日に開かれた神戸市議会で代表質問に立った公明党の松本修議員は、70歳以上の市民が市営バス・地下鉄や市内民間バスに無料乗車できる「敬老パス」について、制度継続を求める立場から市長の見解をただした。

敬老パスをめぐっては、有識者や市民代表による懇話会が制度の存続に向けた検討を進めている。
質問の中で松本議員は、パスの廃止や一部自己負担の導入といった噂(うわさ)が飛び交い、高齢者の間に混乱を招いている現状を指摘。市としての基本方針を積極的に広報するよう求めるとともに、「利用者の新たな負担を検討する前に、市民が納得できる行政改革に努めるべき」と強調、市営交通の内部経営努力の必要性を訴えた。

矢田立郎市長は、これまで以上の超過勤務手当の削減など行財政改革に取り組む意向を示し、「敬老パスを安定的に維持存続させる」と答えた。

−−−「公明新聞」より転載−−−