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2002/10/11 18:15:46 
平成14年第3回定例市会・・・決算特別委員会・総括質疑の要点(平成14年10月3日) A 


平成13年度公営企業決算に関する特別委員会(委員長=布施典子議員(公明党・東灘区選出))の局別審査が9月25日から10月1日まで開催され、局別審査でなお残された課題について、溝端和比己議員(西区選出)が公明党神戸市会議員団を代表し、10月3日総括質疑を行いました。

なお、決算特別委員会意見決定で、公明党神戸市会議員団は、平成13年度神戸市公営企業会計決算及び関連議案を、9項目の要望事項を付し承認しました。


溝端和比己議員が行った総括質疑の要点は、次の通りです。

1.女性専門外来の設置について
各診療科で女性医師の診療日を紹介・案内するのではなく、試行的にでも、週1 回程度の特殊外来として女性専門外来を設置し、患者サービスの向上を図るべきと考えるがどうか。

2.バス事業の「新たな経営計画」について
交通局審査では、職員一丸となって全力をあげて取り組むという決意表明にとどまったが、今後予測される厳しい経営状況を踏まえ、収支均衡の早期達成のための具体的な取り組み内容について、市民に明示する必要があるのではないか。

3.女性専用車両の導入について
JR西日本での女性専用車両が一定の評価を得ており、国土交通省の調査でも高いニーズがあることが明らかになっている。人にやさしい地下鉄として、神戸市でも女性専用車両を導入すべきと考えるがどうか。

4.港湾事業会計について
(1)港湾物流情報プラットホーム構想のシステムを活用し、神戸港の活性化に資するためには、国と民間事業者の協力体制が課題であるとのことだが、特に民間事業者の課題を明らかにしたうえで、具体的な対応について、その目標や達成時期なども含めて伺いたい。

(2)神戸港に商業施設を集積し、賑わいを取り戻し、文化発信の拠点とするために、まずは、ハーバーランドからメリケンパークまでの一帯を、民間活力を積極的に活用しながら、積極的に再整備する必要があると考えるがどうか。

5.水道事業会計について
水道事業の経営改善に向けて、局内の事務改善検討委員会で検討を進め、平成15年度予算や更なる経営改善策に発展させるとのことであるが、新たな経営改善に向けた具体的な目標を早急に明らかにすべきと考えるがどうか。