■ 市会の最新情報
2003/07/03 
平成15年第2回定例市会・・・議案外質問要旨


改選後はじめての市会が、6月20日から7月3日まで14日間の会期でおこなわれました。
壬生潤議員(垂水区選出)は、平成15年7月3日午後、公明党神戸市会議員団を代表し、議案外質問を行いました。質問要旨は、次の通りです。

1、阪神高速道路の通行料金について
(1)今年8月に阪神高速道路山手線が一部共用開始されるが、阪神西区間統一の定額料金制が適用される。通行料金の割高感から多くの利用が見込めず、須磨区南部の一般道の渋滞解消につながらないと考えるため、長田と白川の間に特定区間を設け、通行料金の低減を図ることを阪神高速道路公団及び関係機関へ強力に要請すべきと考えるがどうか。

(2)また、神戸線についても、須磨区南部の一般道の渋滞解消のため、柳原と須磨料金所間に、北神戸線についても有馬山口線等の渋滞解消のため、中国自動車道西宮山口JC.と西宮山口南ランプ間にそれぞれ特定区間を設け、通行料金の低減を図ることを阪神高速道路公団及び関係機関へ要請すべきと考えるがどうか。

2、喫煙について
(1)5月1日に健康増進法が施行され、7月1日から市役所及び区役所においては完全分煙を実施してしているが、完全分煙が実施されていない他の公共施設の有無について伺いたい。
また、未実施の公共施設における今後の具体的な計画について伺いたい。

(2)淡路医師会の報告では、淡路島の学校における受動喫煙は、児童・生徒は3割強、たばこを吸わない教師の受動喫煙が7割弱となっている。
学校園における受動喫煙対策について、神戸市としての今後の取り組みを伺いたい。

(3)神戸市のホームページには、ポイ捨て禁止条例の重点区域であるフラワーロード周辺においては、条例施行の効果がはっきりと現れているとあるが、他の重点区域においても同様の効果が現れているのか伺いたい。

(4)また、ポイ捨て禁止条例9条は、携帯用灰皿の携帯を前提に歩きたばこを認めているが、千代田区で歩きたばこそのものを禁止する条例が施行されるなど、禁煙に対する社会情勢は変化している。
ポイ捨てによる環境悪化を防ぐためにも、歩行禁煙のマナー向上への更なる啓発を行うべきと考えるがどうか。