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2023.10.31

低出生児の就学猶予周知を 神戸市議会 宮田議員F.S

 宮田公子議員は、出生時の体重が2500グラム未満の低出生体重児や1000グラム未満の超低出生体重児について、病弱発育不全などの理由で、小学校の入学を遅らせる就学猶予制度を取り上げた。
 宮田議員は超低出生体重児の保護者から市へ「小学校の入学を1年遅らせてほしい」との相談があった事例を紹介。これに対し、市から保護者は「前例がなく、病児学校や支援学校があるので、遅らせることはしていない」と言われ、就学猶予制度についての十分な説明がなかったとして、制度の意義と手続きの丁寧な説明、周知徹底を求めた。

 長田淳教育長は、今後は市へのホームページでの制度掲載や、こども家庭局と連携した入学前の周知に努める考えを示した。
--「公明新聞」より転載---

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